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シロアリ被害のサインをチェックする

以下に当てはまる項目があれば、シロアリ被害の可能性があります。

床・床下

柱・壁まわり

羽アリの発生

羽アリは「シロアリではなくクロアリでは?」と思う方も多いですが、シロアリの羽アリは翅が4枚すべてほぼ同じ大きさで、触角がまっすぐという特徴があります(クロアリは触角が曲がっている)。

ヤマトシロアリとイエシロアリ——被害の深刻度が違う

日本に生息するシロアリは複数種いますが、住宅被害で問題になるのは主に2種類です。

特徴 ヤマトシロアリ イエシロアリ
分布 全国(北海道を除く) 主に九州・沖縄・東海以南
集団の規模 数千〜数万匹 数十万〜数百万匹
被害の速さ 比較的緩やか 急速に進行
水分の運搬 できない 自ら水を運び乾燥した場所も食害
羽アリの発生時期 4〜5月(昼間) 6〜7月(夕方〜夜)

イエシロアリは集団規模が桁違いに大きく、乾燥した場所にも進出するため、被害がより深刻になりやすいです。西日本・沿岸部にお住まいの方は特に注意が必要です。

放置するとどうなるか

シロアリは木材の内部をセルロース(木材の繊維成分)を食べながら進んでいきます。表面を残して内部を食い尽くすため、外から見ても被害がわかりにくいのが特徴です。

進行の目安

地震のとき最初に倒壊するリスクが高いのは、シロアリで構造材が食い荒らされた家です。阪神淡路大震災でも、倒壊した住宅の多くでシロアリ被害が確認されています。

修繕費用は被害が進むほど増大します。床下だけの初期段階なら50万円以下で収まることもありますが、構造材の補修が必要な段階になると数百万円規模になることもあります。

自分でできる対処の限界

ホームセンターでは「シロアリ用スプレー」「シロアリ防除剤」が販売されており、発見した蟻道に直接噴射するという対処法があります。ただし、市販品で対処できるのは表面に見えている一部のシロアリのみです。コロニー(巣)ごと駆除することはできず、巣を残したままでは再発します。

予防として自分でできること

これらは予防として有効ですが、すでに被害が始まっている場合は業者による駆除が必要です。

業者による駆除方法

バリア工法(薬剤散布)

床下全体に液体の薬剤を散布し、シロアリを駆除・侵入を防ぐ方法です。即効性が高く、施工後すぐに効果が出ます。効果期間は5年が目安で、5年後に再施工が必要です。

ベイト工法(毒餌)

敷地内に専用の容器(ベイトステーション)を埋め込み、シロアリが毒餌を巣に持ち帰ることでコロニーを根絶する方法です。

どちらが適しているかは、シロアリの種類・被害の進行具合・住宅の構造によって異なります。複数の業者に見積もりを取り、工法の説明をきちんとしてくれる業者を選ぶことが大切です。

費用の目安

駆除費用(一般住宅・延床面積30坪の場合)

工法 費用の目安
バリア工法 15万〜40万円
ベイト工法 20万〜50万円
木部処理(追加) 5万〜15万円

費用は床面積・被害の範囲・工法によって大きく変わります。同じ家でも業者によって見積もりが2〜3倍変わることがあるため、必ず複数社から見積もりを取ってください。

被害修繕費用(駆除費用とは別途)

内容 費用目安
床の張り替え(一部) 10万〜30万円
根太・大引きの交換 20万〜60万円
土台・柱の補修 50万〜200万円以上

被害修繕は大工・工務店が担当するため、駆除費用とは別に発生します。

業者選びで注意すること

悪質業者の手口

シロアリ駆除は「床下に潜って調査」する点を悪用した訪問販売トラブルが多い分野です。

信頼できる業者を選ぶチェックポイント

まとめ

シロアリは「見えない場所を静かに食い進める」という特性上、発見が遅れやすい害虫です。

「春に羽アリが出た」「床が少しブカブカする」と気になっていた方は、夏の間に床下点検だけでも依頼してみることをおすすめします。

▼ シロアリ調査・駆除のご相談はお気軽にどうぞ

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