2026/07/18
台風シーズン前に家まわりでやっておきたいこと|チェックリストと業者に頼む作業まとめ
台風が来てから「あれをやっておけばよかった」と後悔した経験がある方は少なくないはずです。飛んでいった植木鉢、水が溢れた雨どい、強風で倒れた物置——台風の被害の多くは、事前の備えで防げたり、被害を小さくできたりするものです。
台風シーズン(7〜9月)のうちに一度、家まわりを点検しておくことが、被害を最小限に抑える一番の対策です。この記事では、台風前にやっておくべき屋外・屋内の備えをチェックリスト形式でまとめ、自分でできる作業と業者に任せるべき作業の分け方も解説します。
台風前にやっておきたい屋外チェックリスト
庭木・植木鉢の管理
- ☐ 背の高い庭木や枝が伸びすぎていないか確認する
- ☐ 大きく育った枝を事前に剪定しておく(折れた枝が飛散する危険)
- ☐ 植木鉢を室内・倉庫・塀の内側に移動できるか確認する
- ☐ 地植えの草花で倒れやすいものは支柱で固定する
庭木の枝が台風で折れると、隣家の窓を割る・車に当たる・電線に絡まるなど二次被害につながります。特に高さ3m以上の木や、幹が細くなっている木は事前の剪定が重要です。
自転車・外置き家具・物置の固定
- ☐ 自転車をフェンスやポールにチェーンで固定する(または室内へ)
- ☐ テーブル・椅子・バーベキューコンロなどを室内へ移動する
- ☐ 物置が固定されているか(アンカーボルトで地面に固定されているか)確認する
- ☐ よしず・すだれ・パラソルを取り外して収納する
- ☐ ゴミ箱・プランターなど飛ばされやすいものを収納する
物置は思いのほか風で動きます。設置から年数が経っている場合、アンカーが腐食して固定が弱くなっていることがあります。台風前に確認しておきましょう。
雨どい・排水まわりの確認
- ☐ 雨どいに落ち葉・泥が詰まっていないか確認する
- ☐ 雨どいが外れかけていないか目視で確認する
- ☐ 庭の排水溝・側溝に詰まりがないか確認する
- ☐ 玄関前・駐車場の排水がうまくできているか確認する
雨どいが詰まっていると、大雨のときに雨水が溢れて外壁・基礎に浸み込むリスクがあります。シーズン前の清掃が、室内への雨漏りを防ぐ最初の一手になります。
窓・シャッター・外壁の点検
- ☐ 窓のサッシのすき間・パッキンの劣化がないか確認する
- ☐ シャッターがスムーズに開閉するか確認する
- ☐ 網戸が外れかけていないか確認する
- ☐ 外壁のひび割れ・コーキングの劣化がないか目視で確認する
- ☐ カーポートのパネルにひびや割れがないか確認する
台風後に「窓から雨水が入ってきた」という相談は多いです。サッシのゴムパッキンが劣化していると、強雨のときに室内に水が入ってきます。コーキング補修は比較的安価にできるため、劣化を発見したら早めに対処しておくと安心です。
台風前にやっておきたい屋内チェックリスト
非常用品の確認
- ☐ 懐中電灯・電池が使える状態か確認する
- ☐ 飲料水・食料(最低3日分)を備蓄しているか確認する
- ☐ 携帯の充電器・モバイルバッテリーを充電しておく
- ☐ 避難場所・避難経路を家族で確認しておく
- ☐ 重要書類(保険証・権利書など)の保管場所を確認する
室内の浸水・雨漏り対策
- ☐ 過去に雨漏りがあった箇所を確認し、バケツ・タオルを用意しておく
- ☐ 床下収納・玄関の段差付近に貴重品・電化製品を置かない
- ☐ 排水口の逆流が心配な場合は止水板や土嚢を用意しておく
自分でできること vs 業者に頼むべき作業
自分でできる作業
- 植木鉢・軽い家具の室内移動
- よしず・すだれ・パラソルの収納
- 庭の排水溝・側溝の落ち葉除去
- 窓・網戸のすき間確認・補修テープの貼り付け
- 非常用品の確認・補充
業者に頼むと安全・確実な作業
| 作業 | 業者に頼む理由 |
| 庭木の剪定(高木・大木) | 脚立では届かない高さ、切り方を誤ると危険 |
| 雨どいの清掃・補修 | 屋根近くの高所作業、固定部品の修理が必要 |
| 物置のアンカー固定・補強 | 工具・知識が必要、不完全だと台風で飛散 |
| 外壁のひび・コーキング補修 | 専用材料と技術が必要 |
| 重い家具・物置の移動 | 腰への負担、一人では転倒リスク |
台風が来る前日になってから業者に依頼しても、対応してもらえないことがほとんどです。「今年の台風シーズンに備えたい」と思ったタイミングで、早めに依頼しておくのが現実的です。
台風後にやること(片付け・修繕依頼)
台風後すぐに確認すること
- ☐ 屋根・外壁・雨どいの破損がないか、地上から目視で確認する(屋根には上らない)
- ☐ 倒木・飛散物が隣家・道路・車に当たっていないか確認する
- ☐ 雨漏りや浸水が発生していないか室内を確認する
- ☐ 電気設備の水濡れがないか確認する(ある場合はブレーカーを落とす)
台風後に業者が必要になるケース
倒木・折れた枝の処理 大きな庭木が倒れた・太い枝が折れた場合、チェーンソーなどの専用道具が必要です。隣家や道路に倒れた場合は早急な対応が求められます。便利屋や造園業者に連絡しましょう。
雨漏り・破損箇所の応急対処 屋根瓦のずれ・雨どいの破損・外壁のひびから雨水が浸入している場合、応急的な補修(ブルーシートの設置・コーキング補填など)を業者に依頼できます。本格修繕は別途専門業者になりますが、まず便利屋に連絡して応急処置を頼むのが早い対応になります。
飛散物・泥の片付け 台風後に庭や駐車場に散らばった枝・葉・泥・破損した物の片付けは、量が多いと半日〜1日がかりの作業になります。不用品の搬出も含めて便利屋に依頼すると、まとめて対応してもらえます。
費用の目安
| 作業内容 | 費用目安 |
| 庭木の剪定(中木1本) | 8,000〜20,000円 |
| 雨どいの清掃(1棟分) | 10,000〜25,000円 |
| 物置のアンカー補強 | 5,000〜15,000円 |
| 台風後の庭の片付け(半日) | 15,000〜30,000円 |
| 倒木・折れ枝の処理(1本) | 10,000〜30,000円 |
| 雨漏りの応急処置 | 10,000〜25,000円 |
※地域・業者・作業量によって異なります。必ず事前に見積もりを取ってください。台風前の対策依頼は、6〜7月のうちに依頼するのがベストです。8月以降は依頼が重なり、希望の日程で動いてもらいにくくなります。
まとめ
台風対策は「来てから動く」では間に合わないことがほとんどです。シーズン前に一度、屋外・屋内をチェックリストで点検し、自分ではできない作業を早めに業者に依頼しておくことで、台風による被害を大きく減らせます。
特に庭木の剪定・雨どいの清掃・物置の固定は、台風後に「やっておけばよかった」と後悔することが多い作業です。「今年の台風シーズンが始まる前に一度整えておきたい」という方は、お気軽にご相談ください。
▼ 台風前の家まわりの点検・作業依頼はお気軽にどうぞ お問い合わせはこちら





